固有値と固有ベクトル
突然ですが、思うところあって数学の学習を始めました。これから新しく学んだことの復習の目的で、非定期にエントリーを書いていこうと思います。
まずは、線形代数の固有値と固有ベクトルについて。
一般に固有値と固有ベクトルは、次のように定義されます。すなわち、ある線形変換の表現行列をA、0でないベクトルを、適当な実数をλとした場合、
を満たすならば、λをAの固有値といい、を固有値λに関する固有ベクトルといいます。
あるベクトルを線形変換すると、元のベクトルの実数倍と等しくなるとは、いったい何を意味してるんでしょうか。上の定義だけ眺めるだけではさっぱり分からなかったのですが、以下のように図形を例にして考えるとイメージしやすかったです。